
豊かな海の幸を
次世代にも
FISHSCHOOLからの提案
1980年代,
日本漁業の生産高は1200万トンを超えて
世界NO.1でした。
現在日本の漁業生産は442万トンです。
この30年で水揚げは3分の一
順位は10位まで下がってしまいました。
水産資源が減った理由は
単純には言えません。
気候変動、環境劣化、
漁師さんの減少、管理制度の不備
など様々な要因が複雑に絡み合っています。
しかしこのままの資源状態では
この国の水産業は無くなってしまう.....
そこでFISHSCHOOLから皆さんに
3つの提案があります。
(写真)
庶民の秋の味覚の代表格だった
サンマも今ではすっかり高級魚に

1.安定資源を楽しく
日本の海には豊富にいる魚がまだいます
うなぎやマグロは少し休ませてあげて
その間に今豊富にいる魚たちを
楽しく美味しく食べられる商品を作って
提案しています。

現在資源状態が安定していると
言われている北海道産マダラ
2.未利用資源を上手に
魚の中には様々な理由で
流通に乗りにくい種類の魚がいます。
彼らは食べれば美味しいのに
扱いにくいという理由で肥料になったり
場合によっては捨てられたりしています。
これら未利用魚を上手に活用し
減ってる魚を休ませようと思います。
福岡近海の未利用魚たち

あいご
脂の乗った白身は非常に美味だが毒針が理由で未利用魚となる事が多い。
3.地元の水産資源を知りながら
では博多湾の資源状態は
どうなっているんでしょうか?
私達は実際に海に出て調査をしています。
地元の海にも豊富な魚はいるのか?
また、うなぎやマグロの様に
休ませた方が良い魚はどれなのか?
ぜひ知ってほしいです。

月に一度は漁業現場に出て
博多湾の資源状況を
調べています。
調査で獲った魚は
情報とセットで
お惣菜として
販売しています。


関心を持って頂けたら
ぜひ販売サイトまで!
海の資源は有限です。
しかしちゃんと保全すれば、
日本の海は素晴らしい食材を
私たちに与えてくれます。
美味しく楽しく食べながら
資源を守り、
日本の魚食文化を次世代に
繋げていきたいと思っています。
FISHSCHOOL一同

協賛企業様紹介
愛媛県とアジアを繋ぐ石槌商事株式会社様より
ご支援いただきました。
子育て中の社員の皆さんからは
お子様向け商品開発のアドバイスも頂いています。


アサザ基金さんは
茨城県霞ケ浦で20年以上も
活動されている
保全活動の大先輩です。
昨年からコラボ企画を通して
色々と教えてもらっています。

今回ご提供いただいたのは
水源地に再生した田んぼで
無農薬栽培した酒粕です。
白胡麻風味の粕味噌煮として
商品化しました。